う~ん、なんか今日はよく寝た気がする… 普段の寝不足を一気に解消! そんなさわやかな朝を迎えました。といっても朝7時で外は暑い! 日差しは強烈です。
さあ、朝からしっかり朝食しましょう!
たくさんの種類の洋食バイキング。フルーツやジャム、パンやジュースのバリエーションも豊富! 唯一、お米がなかったのが日本人には残念でしょうか…
今日から本格的にレッドシーでのダイビングになります。今日はシャルムエルシェイク近くである「ローカルエリア」を潜ります。ローカルといっても侮ることなかれ!! 北から「Local North」、「Local Middle」、「Local South」と3つに分けられており、それぞれ5つほどのポイントがあるすごいエリアです。今日はその中でも「Local Middle」の3つのポイントに入ります!
ショップのお迎えを受け、シャルムエルシェイク・ナアマベイの小さな港に向かいます。シャルムエルシェイクは信号がなく、交差点で思うように右左折できないので、ちょっと時間が余分にかかりますがそこはお愛嬌。10分弱で宿泊のナアマベイの港に到着です。
とんでもない人だかり。悪質な物売りなどはいないので安全ですが、あっという間に迷子になりそう…
小さい港とはいってもダイビングボートがずらっと並びます。
★9月4日概況
[天気]晴れ[気温]37℃[水温]27~28℃[視界]50m![海況]良好
今日は昨日に引き続きお魚博士のヒデミさんと大阪のアネゴ・サチさんチームの2チームに分かれてダイビングします! お二人ともご出身は関西とのこと、どんどん盛り上がります! 今日のボートはなんと貸切! これぞショップツアーの醍醐味ですね!
ダイビング前のブリーフィングの光景。サチさんが概要を説明し、ヒデミさんがお魚を紹介。まるで漫才かのようなやり取りで盛り上がりました! ダイビングへの期待も膨らみます!
★ Local Middle ★
1本目: Far Garden
ナアマベイの桟橋から一番遠いところのポイントなのでFar Garden(ファーガーデン)。ドリフトダイブのため次々にエントリーし潜降すると、びっくりする透明度の海が広がっていました! もしかしたら50m以上見えていたかも!?
メインリーフから水深20m付近まで続く砂地の上には大小さまざまな根が点在していてGlass Fish(キンメモドキ)が群れていました。浅瀬ではBluefin Trevally(カスミアジ)が颯爽と泳いでいましたよ。20m付近からはドロップオフになっていて、特にコーナーに近いところではDog Tooth Tuna(イソマグロ)、Napoleon Fish(ナポレオン)等を観察でき、時にはManta Ray(マンタ)やGiant Trevally(ロウニンアジ)も見ることができるそうです。ダイビング終了前の安全停止前後ではきれいなコーラルガーデンとLunar Fusilier(ハナタカサゴ)のコントラストが見事でした!
お食事中に失礼しま~す。水中にバリバリボリボリ音が聞こえてきます。
日本近海でもよく見るトゲチョウチョウウオなのですが、レッドシーバージョンのThreadfin Butterflyfishは糸状に伸びた背鰭の付け根に黒点がないのが特徴。
光が差し込むとまた一段と美しさを増すレッドシーの海。
レッドシーといえばファイアーコーラルにウジャっと群れるLyretail Anthias(キンギョハナダイ)。
★ Local Middle ★
2本目: Middle Garden
Middle Garden(ミドルガーデン)は広大な真っ白い砂地と棚の緩やかな岩場が続くポイント。入り江の真ん中という最高の位置にあり、年間を通して風や波、潮の流れから守られていて、紅海の固有種をじっくり観察するのにうってつけのポイントです。
水深10m付近に広がっている真っ白い砂地は、日中は太陽の光がまぶしいくらいに砂地に反射していて、まるで水中の白砂漠のようです。水深15m付近ではレッドシー固有種のRedsea Banner Fish(ハタタテダイ)の群れを見ることができるそうですが、残念ながら単体でした…
結構あちこちで見られるウミウシ達。これはRed Sea nembrothaという固有種。
レッドシー固有種のRedsea Banner Fish(ハタタテダイ)。群れていることも多いそうです。
Glass Fish(キンメモドキ)がこれでもかっ!!と押し寄せてきます。
Bluespotted Stingray。名前の通り青い斑点がある可愛らしいエイです。
2本目のダイビングが終わるとお待ちかねのランチです! 今日のコックさんは「Sinai Dive Club」のコックさんの中でもNo.1といわれているコックさんですので、楽しみです!
美味しそうじゃないですか?? これだけの料理をボートの中で作るんです。すごい!!
パスタも見事にアルデンテでとても美味い! そこらのお店より美味しいかも??
美味しいご飯にみんな満足して、そろそろ3本目に行きましょうか~
★ Local Middle ★
3本目: Near Garden
ナアマベイの桟橋から一番近いNear Garden(ニアガーデン)。水深15mくらいまで緩やかな砂地が広がり、大きな根には色鮮やかなサンゴが生長し、レッドシーの固有種のチョウチョウウオの棲家になっています。水深20mあたりからはさらに緩やかや斜面になり、ウミウチワが綺麗です。アオウミガメ、ナポレオン等もみられるそうですが、今回はお預けでした…
本当に水が澄んでいるレッドシーの海。水面はまるで鏡のよう…
レッドシーの固有種のチョウチョウウオMasked Butterflyfish。他のチョウチョウウオのようにちょこちょこ泳がず、いつも2匹で優雅に漂っていました。
触ると大変なことになるファイアーコーラルですが、被写体としては絵になります。
きれいなウミウチワ周辺を優雅に泳ぐCommon Lionfish(ハナミノカサゴ)
私は誰でしょう?? 猛毒を持つオニダルマオコゼです。つつこうが何しようが鎮座したまま動きませんでした。
またまた登場のBluespotted Stingray。今度は青い斑点がはっきり見れます。
ボートダイビング初日からこれでもかっ!!というほどの魚たちに会うことができました! 明日からも楽しみです!!
その他本日見た生物: タテジマキンチャクダイ、オヤビッチャ、ブルームティルラス、ビッグホーンヌーディブランチ、レッドシーフェアリーバスレット、レッドアネモネ&レッドシーアネモネフィッシュ、レッドシーバナーフィッシュ、ゴールデンバタフライフィッシュ、タカサゴ似のレッドシーフュシリアー、クマザサハナムロ似のストラップドフュシリアー、コクテンフグ似のマスクドパッファー、クジャクベラ似のエイトラインラス…など書ききれません…
夕方ダイビングを終え、ホテルのプールで塩抜きをして、部屋に戻ってシャワーをしようと移動をすると、少し早目にお部屋に戻ったグループから「ちょっと~ お部屋が大変なことになってる!!」と飛んできました。しょっぱなから泥棒でも入ったか??? 緊張の一瞬です…
お部屋に入ってみると、なっ、なんと!! ベッドがとんでもないことに!! ウチのお部屋は布団やクッションが見事に白鳥とふたこぶラクダに大変身! 他のお部屋も同様のデコレーションが! 明日からもこんなデコしてくれるのでしょうか??
ダブルベッドは白鳥に変身! ベッドに脱ぎっぱなしにしてあったポロシャツもきれいにたたまれていました。
一方のシングルベッドはふたこぶラクダ。おみごと!
今晩の夕食は、ヒデミさんに教えてもらった、美味しいエジプト料理のお店へ。ナアマベイのハードロックカフェの2階ということですぐに分かりました。薄暗いお店の中には中華の円卓とは反対に中央部が窪んでいる変わったテーブルが置いてありました。
さてお料理はというと…うーん、エジプト料理分からない… と散々迷いながらも、前菜としてアエーシ(薄手のパン)・トルシー(野菜のピクルス)・タヒーナ(ゴマのペースト)・ババガヌーク(焼きナスのペースト)、モロヘイヤスープ、ケバブ(香辛料をつけて臭みを取った羊肉の串焼)、コフタ(細長いミートボール←かなりスパイシーだった…)・コシャリ(エジプト風そばめしトマトソース味)をオーダー。出るもの出るもの珍しく、どうやって食べるの?って考えながらのワイワイ楽しいお食事タイムです。シメはやっぱりスイーツでしょう!ということで、オンム・アリー(パンのミルク粥)を注文。みんなで少しずついただきました!
ナアマベイのハードロックカフェの2階にある便利な立地。
これ、メニューです。もちろん英語版もありますのでご安心を…
前菜の盛り合わせ。思っていたより量が多くてびっくり!
デザートまでおいしく頂きました! ごちそうさまでした!!
食後はウィンドウショッピングとお散歩を楽しみながらホテルへ戻り、明日のダイビングに備えます。
エジプトといえばやっぱり香辛料! お土産にももってこいです!
アクセサリー関係も充実しています。
日本人にはあまりなじみがない「水たばこ」。体験してみるのもいいかも!
★今回お世話になった日本人スタッフが常駐する 「Sinai Dive Club」 のホームページはこちら!
★弊社内に栄店を構える 「Dive Pro Shop evis」 のホームページはこちら!
★国内・海外ダイビングツアーやダイビングの事なら PADIダイビングインストラクター常勤の
ダイビングツアー専門旅行会社 トラベルプロ・ブルーダイバーズ へ!
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