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2008.09.23  人懐っこいナポレオンフィッシュ!

巨体には迫力があり、国内外の水族館でよく飼育されているナポレオンフィッシュ。人懐こく、スクーバダイビングでも人気がありますよね!


ナポレオンフィッシュは和名メガネモチノウオといい、学名 Cheilinus undulatus は、スズキ目・ベラ科に分類される魚の一種です。インド太平洋の熱帯海域に広く分布する大型の海水魚です。


ナポレオンフィッシュの成魚は全長2mに達することもあり、ベラ科の最大種です。最大の個体では全長229cm・体重191kg・年齢32歳の記録があるとか。体はタイのように側扁し、体高が高い。吻が前方に突き出し、厚い唇と大きな口があります。目から口へ、さらに目の後ろにも眼径と同程度の太さの帯模様が走ります。体色や体表の模様は、成長段階や個体によって変異があります。幼魚やメスは水色-黄白色の地に藍色などの模様が入り、目を通る縦帯が黒く目立ちます。成長したオスは全体的に黄褐色-青緑色になり、目を通る縦帯が薄れ、さらに額が瘤状に前へ突き出ます。また、頭部全体も大きくなり、全長の1/3程度を頭部が占めるほどになります。


和名の「メガネモチノウオ」は、目を通る黒いラインが眼鏡をかけているように見えることに由来しています。同様の由来を持つ呼び名に広東語の「蘇眉」(ソウメイ)があります。一方、別名の「ナポレオンフィッシュ」は、老成個体の瘤状の額がナポレオンのかぶった軍帽に似ることに由来するそうです。同様に英名“Humphead wrasse”も「頭が膨らんだベラ」という意味です。


ナポレオンフィッシュは中央アメリカ西岸からアフリカ東岸まで、太平洋とインド洋の熱帯海域に広く分布します。日本では南西諸島沿岸に分布しますが、和歌山県でも記録があるそうです。ナポレオンフィッシュは浅い海の岩礁やサンゴ礁に生息します。繁殖期には群れを作るが、通常は単独で生活しています。昼に活動し、海底付近を泳ぎながら小魚や貝類などの小動物を捕食します。夜は岩陰で休みます。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)


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とっても人懐っこいナポレオンフィッシュ! 模様がとてもきれいです! じっくりと観察してみましょう!


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