ギンガメアジ… 漢字では『銀河目鯵』とか『銀紙鯵』とか書くそうです。
ギンガメアジの和名の由来は、長崎地方の呼び名で、体に銀紙を貼ったようで「銀紙アジ」から来ています。また別称のナガエバは、婦人の訪問着の羽織を「絵羽」というところから、体表の美しい魚の意味です。
ギンガメアジは群れで見られる魚の中ではかなりの迫力! 光が当たるときれいに輝く身体はとっても綺麗です!
ギンガメアジは、シマアジやロウニンアジ、カスミアジ、カイワリなどと同じで、俗に言う“ヒラアジ”の仲間です。南日本以南、小笠原諸島、インド洋、太平洋、紅海、東アフリカ、ハワイ諸島、オーストラリア、ニューカレドニア、東大西洋、ハバカリフォルニア、エクアドル、ガラパゴス諸島などに分布しています。成魚は熱帯や亜熱帯のサンゴ礁域や岩礁域の礁外縁、礁斜面、ドロップオフやリーフの水道部の中層に大きな群れを作り生息しますが、幼魚は内湾や河口域に多く生息し、川を遡ることもあるそうです。
幼魚時代は体全体が銀色をしており、尻ビレや尾ビレが黄色、暗褐色の6本の横縞がうっすらと見られます。そのため、ギンガメアジやロウニンアジ、カスミアジの幼魚を“メッキ”と呼ぶのです。雄は繁殖期になると黒っぽくなる婚姻色を現します。雌の体色は変化しないで、雄に誘われてペアとなります。
ギンガメアジの全長は60cmぐらいになり、最大では1mに達することもあります。イワシなどの小魚を捕食するフィッシュイーターのため、幼魚は湾内や河口で3~4cm程度のキラキラ光る小型ミノーやスプーンなどのルアーで釣れることがよくあるとか…
学名: Caranx sexfasciatus
英名: Sixbanded trevally、Bigeye trevally、Banded cavalla、Bigeye kingfish、Great trevally、Turrum
地方名:
ギンガアジ・ナガエバ・シマアジ(東京)
ヒラアジ(浜名湖)
メッキ(和歌山)
エバ(高知)
コゼン(鹿児島)
アカミークチミチヤー(沖縄)
マムサ(フィリピン・ドゥマゲッティ)
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