今日は昨年私も観察に出かけたオオサンショウウオツアーのご紹介です! この時期ならではの大自然のイベントと組み合わされた興味深いツアーが数多く企画されており、私もまたオオサンショウウオを見に行きたい!と思っております。もし、3名様以上お集まりであれば、私も都合の許す限りお供させていただきます! ぜひお問い合わせください!
さて、そもそもオオサンショウウオって生態がよく分からないといわれていますよね。絶滅危惧II類に分類されており、現生の両生類では最大で、半分に裂いても再生するという俗説から「ハンザキ」の別名があるそうです。全長60~100cm、最大は全長135cm、体重19.5kgほどに達するといわれていますが、野生個体では全長100cmに達することは極めてまれだそうです。岐阜県以西の本州・九州北部の山地に分布し、四国および熊本・宮崎両県にも記録があるそうです。成体になっても多分に幼生の形質を残しており、一生を山間の渓流で過ごします。頭部は扁平で大きく、多数のいぼ状突起があります。口は幅広く鋭い歯をもち、成体では眼が退化してきわめて小さくなります。食性は動物食で、魚類、カエル、甲殻類、貝類、ミミズなどを食べます。貪欲で水中で遭遇した動物質には襲いかかり、共食いすることもあるそうです。なので、撮影にも細心の注意が必要です。口の前で撮影をしていると「バクッ」ってされる可能性も十分にあります。
それでは大自然の恵みをいっぱい感じられるツアーのご紹介を...
①蛍
今年は例年と比べて蛍の発生が1週間~10日程早く、予定を組むのが非常に大変だったそうです。これまでの時期はゲンジ蛍が観察できたようなのですが、これからの時期はヒメ蛍への観賞へと変わっていくようですよ! 7月は今年最後のヒメ蛍が楽しめるようで、7月10日~20日前後がラストチャンス! 7月18日からの3連休も今なら若干空きがあるとのことですので、ぜひお早目にご連絡ください! ヒメ蛍とオオサンショウウオの観察を一気に楽しみましょう!
②ウグイ
7月25~26日(土・日)はオオサンショウウオの観察と、毎年この時期に見れるウグイの産卵を観察します。キャンプ場のロッジに宿泊しての1泊2日の観察会になります。
③ペルセウス流星群
8月12日未明より13日明け方にかけて、ペルセウス流星群が見られます。今年は新月回りで月明かりの影響が無く、ペルセウス流星群の観察には持ってこいなんですよ! 8月12日(水)にオオサンショウオ観察+流星観察会(現地泊)を開催します。残席わずかですが、まだご参加可能です。
④羽島市花火大会
8月14日(金)は渓流のサンショウウオ(ハコネサンショウウオ)観察へ! 観察から戻り、羽島市の花火大会へ行きます。この花火大会の売りは20号玉を毎年5発~8発打ち上げますが、この花火が本当に凄いんです!
※20号玉とは外形57cm、重量が45~60kgもの大きな玉で、打ち上げられる高さが450~490m、開く大きさが500~520mにもなる大型の花火です。
⑤オオサンショウウオの捕食観察
8月後半の19~20日(水・木)、25~26日(火・水)はオオサンショウウオの捕食を観察するミッドナイト観察会を予定しています。
⑥沢蟹の産卵
8月後半は沢蟹が産卵します、沢蟹は普通の蟹のように卵を腹に持ちここで卵から蟹に孵ります。そこで母蟹が少し育ててから母蟹から巣立っていくとゆう少し変わった生態の持ち主です。この時期ならではの見ものです。
2014年8月23日に撮影。お腹に子供をいっぱい抱えているのがわかりますか?
⑦その他
8月は羽島地区にて向日葵が見事に咲き誇る所があります。オオサンショウウオの観察に行く前後に寄ることが可能ですので、ぜひリクエストしてください! また、梅花藻(バイカモ)も咲いていますので、こちらもぜひリクエストして下さいね!
カエルもバイカモがお気に入りのようです!
その他、各種ツアーを企画されている伊藤潜水企画の伊藤さんより写真をお借りしましたので、併せてご覧ください。
オオサンショウウオの息継ぎシーン ©伊藤潜水企画
成熟したオオサンショウウオの個体 ©伊藤潜水企画
沢蟹の産卵も観察できます。 ©伊藤潜水企画
オオサンショウウオの幼体 ©伊藤潜水企画
アマゴなどの川魚も観察できますよ! ©伊藤潜水企画
この時期ならではの自然のイベントとともに、オオサンショウウオの観察、してみませんか? ぜひお気軽にお問い合わせください!
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