昨日からフィリピン・アニラオに来ております。アニラオはマニラから車で3時間程のマニラと同じルソン島の南に位置しています。外洋に近く絶えず新鮮な海水が出入りするアニラオエリアは多種多様な珊瑚が繁殖し、そこに海中生物が棲みつく非常に内容の濃いエリアです。アニラオはフィリピンでセブよりもダイビングの歴史が古く、海外のダイバーには知る人ぞ知るダイバー天国。特にマクロに関してはフィリピンでも1,2位を競う充実さで、ビギナーからベテランダイバーまで楽しめるポイントが点在しています。そう、今回我々は何はともあれそのマクロを見にアニラオにやってまいりました! しかも、数週間前からフェイスブックなどに「レア種発見!」の情報が飛び交っておりまして、ますます楽しみになってきました!
それでは、さっそく海の中へご案内いたします!
2018年4月12日(木) 1ダイブ目は「Haidie Point」。今回利用させていただいている「パシッフィックブルー」さんはアニラオの西海岸に面していますが、1本目の「Haidie Point」は東海岸にあるポイントです。半島を回り込むと風の影響からか少し波の影響がありますが、ダイビングには問題なさそうです。水温は例年より少し低めの27度前後。そのおかげでウミウシなどもたくさん観察できるとの事前情報をいただきましたので、潜る前から楽しみです。
まずはマクロではありませんが、大瀬崎でも大人気の「ミジンベニハゼ」と睨めっこしてきました。
すぐ近くには「ハナイカ」が。本当は捕食シーンが見られるといいのですが...
イッポンテグリ
このピンク色、可愛らしいというよりも毒々しい... 2cm位のサイズで可愛いんですけどね!
よーく目を凝らして探してみると「ゼブラガニ」が動いていました。
2本目は1本目のポイントから少し「パシフィックブルーリゾート」に戻ったところにある有名ポイント「Seacret Point」。水深5~30メートル。粗い砂地のエリアです。シークレットベイは2009年にマクロのポイントとしてブレーク。ニシキフウライウオ、ゴルゴニアンシュリンプ、ミミックオクトパス、ジョーフィッシュたくさん、カエルアンコウ、イバラタツ、トゲツノメエビなどのマクロポイント。ハナダイ好きだったら、フトモイアンティアスがアニラオでは一番浅い水深で観察できるといわれています。しかし...
この1本はとにかく「フィコカリス・シムランス」を探し出して撮影するのに集中...
近くのヤギには「ガラスハゼ」が。よく見ると卵が産み付けられているような...
と1時間余り、かなり集中して撮影しました。というかですね、結構寒くて指先痺れてるんですよ... ちゃんとスーツを用意してこない自分が悪いんですけど...
2本潜り、ランチ休憩のために一度リゾートに戻ります。ポイントが近いのって本当にいいですね。一度スーツを脱いで、なんと38~40度に設定されているジャグジー(露天風呂)に浸かって一休み。いやぁ~、このジャグジー、本当に気持ちよくて生き返ります! でもハイシーズン(ゴールデンウィークや連休)でゲストの数が多いときはリゾートの方のお水が足りなくなると困るので、このサービスはないそうです... 悪しからず...
さて、ランチ休憩を終え、3本目は「El Pinoy」へ。El Pinoy Dive Resort前にあるビーチです。
3本目ももちろんマクロ! このウミウシも1cmあるかないか...
ウニやヒトデ、ナマコなんかにも本当に小さなエビカニがいっぱい寄生していますので、じっくりと探します。
一眼マクロであればもっときれいに撮れるのでしょうが、オリンパスTG3でも頑張ります。ライティングの勉強も必要ですね...
このシュリンプ、おなかに卵をいっぱい抱えています。目がわかるくらいまで成長していますね。
完全にSF映画とかで出てきそうな様態ですよね。ちなみにシャコです。
さて、また暖かいジャグジーに浸かりにリゾートに戻りましょう! 一日目にしてマクロ満喫! 明日はどんな子たちと会えるのでしょうか! 明日はSomblero島方面でワイドの予定なのですが、どうなることやら...
★今回アニラオでお世話になったリゾート&ショップ「パシフィコアズール/パシフィックブルー」のホームページはこちら!
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